冷えとりを始めるキッカケになった本。久しぶりに読み返しました!
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おはようございまる。なぺこです。
体の不調に悩まされていろいろな健康本を読んでいた頃。
近所の図書館で見つけた本がキッカケで、私は冷えとりを始めました。
幸せになる医術 女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活
冷えとりを編み出した進藤義晴先生と娘の幸恵さんの冷えとり本です。
冷えとりの基本説明は押さえつつ、さらに女性に向けて突っ込んだ冷えとりの手引書になっています。
前作に これが本当の「冷えとり」の手引書 がありますが、上の本からでもはじめてみるために必要なことは十分理解できます。
こちらも後に購入して読みました(^^)
女性のためのもっとちゃんと「冷えとり」生活では、不妊・妊娠・出産・子育てなどのテーマを多めに扱ってくれています。
女性ならこのうちどれかは悩んだことのある問題ではありませんか?…いや、全部悩むものかも?
冷えとりをしている方の体験談も載っていて読みごたえがあります。
妊娠・出産に対する不安に
私は妊娠できるのか?
私はまだ妊娠も出産も経験したことがありません。未知の領域。
考えると色々不安が浮かんできます。
まず長年の生理不順。
ちゃんと妊娠できる体なんだろうか?というところから。(過去に婦人科で検診したときに問題はありませんでした。あくまで過去ですが…)
そろそろ年齢的にも若いとは言えなくなってきましたしね。
出産は痛い?つらい?こわい!
私には二児の母でもある友人がいます。
その子の話を聞いていたら、まぁこわい。
つわりの苦しみから始まり、出産に至っては、ひとり目の時は十数時間にも及ぶキツイ陣痛からの難産。
ふたり目の時はなかなか赤ちゃんが出て来てくれなくて、急きょ帝王切開になっての出産だったといいます。
今は母子ともに健康で、写真を見ると子供たちもすくすく育っているよう(^^)次に会えるのが楽しみ。
命を授かれるのなら、どんな痛みだって乗り越えてみせたいです。っていうかそこまで来たらそうするしかない(笑)
でも、出産は命がけの大仕事でもあります。やっぱり少しでも安産で母子ともに危険が少ないに越したことはないです。
冷えとり出産エピソードで勇気づけられる
冷えとりをしていると、つわりやお産がラクになる!といいます。
出産直前まで働けたとか、陣痛に痛みが少ないとか、お産が早く済んだとか、
実際に妊娠・出産を経験された方から「そんな甘いもんじゃないよ!」と言われるかもしれないような体験談も(^^;)
その人の毒出し具合によって違いますので、冷えとりをしているからと言って全員が安産になるとは書いてありません。長年の毒が数カ月で出し切ることはできないですから。
毒が多ければ、それがなくなるまで赤ちゃんは授かれないかもしれません。
でも、妊娠・出産に対してものすごくツラいだの痛いだのと、怖い情報ばかりで余計に不安を煽るより、
「冷えとりしているから、きっと思ったより大丈夫。きっと元気に生まれてくれるわ」というくらい気持ちに余裕があった方がうまくいくのではないか?と思います。
過度な緊張は体をかたくしてしまいますしね。
あああ…最近子供産みたい熱が昂っている…!!!
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不妊・高齢出産もこわくない?
あなたの「産みどき」
50歳近くになって、妊娠・出産を経験したという方の体験談が載っています。
その方は最初の結婚時では子宝に恵まれませんでした。
20年ほど冷えとりを続けていて、それは子供を授かりたいからというよりは自身を肯定して日々を幸せに生きるためなのですが、そんな暮らしの中で急に妊娠がわかったということです。そして無事出産もされました。
印象的だと思ったのが、
保育園ママたちは私とは親子ほど年が違う人ばかり(笑)でも、私にとっては47歳が「産みどき」だったと心から思っています。
という一文です。
冷えとりで必ず不妊が治るわけではない
冷えとりアドバイザーでもある進藤幸恵さんも、妊娠・出産は経験されていません。
そのため「じゃあ冷えとりなんて効果ないのね」と言われてしまうこともあるそう。
…そういうことじゃないんだよなと今の私なら思います。
幸恵さんは
私に関して言いますと、かえって子供のいないご夫婦の苦しみがよくわかって良かったと思えるようになりました。
と書かれています。
私はもし自分が子供を授かれない体だったら、そう思うことはできないでしょう。
なんで私が?って、申し訳ないやら悔しいやら、きっと泣いてばかりになる。
でも冷静になれるなら…これもそういうことじゃないんだよなと思います。そう気づけるのは冷えとりの効果でしょう。ただ受け入れるにはまだ修行が足りないかな。
今の自分を受け入れられるようになること
周りが出産ラッシュだから、子供がいたら幸せそうだから、親が孫を望んでいるから、だから早く子供がほしい!
と…そういう気持ちが私にもないわけではありません。
でもそれって子供がいれば今より幸せになれるのにって、責任を押し付けているというか、自分本位な気持ちですよね。
たぶん冷えとりを続けていると、その時ある自分の姿がどうであれ受け止められるようになるのだと思います。
どんな形であれ、それは自分が選び取ってきた形なんだ…
どんな形でも、本来自分の身ひとつで幸せや充実を手に入れることはできるんだ。
それを他人に求める気持ちが、自分本位。
どういう状況でもやることは変わらない。自分は幸せだ(^^)…そんな心持ちで過ごしていけたら、忘れたころに夢が叶うことがあるのかもしれません。
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おわりに
以上、なぺこの感想でした。
もちろん不妊治療に取り組んでいる方のことも、本当に応援したい気持ちでいっぱいです。
努力することで成果が出ることもあります。それがすべてではないこともあります。
まず頑張っているご自身をたたえてあげてほしい!
どうか自分を責めたり、悲しみに暮れた日々を過ごす人が減るといいなと思います。
可能性として冷えとりで不妊の改善に取り組むもよし。その過程で、自分自身を大切にして、自分の力で幸せを感じられるようになれたら素敵な事です!
冷えとりに興味をお持ちの女性にオススメしたい1冊でした。
また、不妊の原因は女性ばかりではありませんので、お悩みのご夫婦でしたら男性も一緒に興味を持ってもらえたらなおいいですね!
妊娠も出産も主体は女性の体とはいえ、夫婦ふたりの話ですから~
ああしかし…子供ほしいなぁぁ……!(笑)