冷えとりでぬくもり暮らし

冷えとりでぬくもり暮らし

イモリとくつ下を愛する いろいろ手を出しながら ゆる~い冷えとり運営中

現代人は食べ過ぎ⁉冷えとりでは3食きちんと食べなくていい

スポンサーリンク

 

こんばんまる。なぺこです。

 

最近忙しくなったりちょっと体調崩したりしておりましておはようございまると言えない時間に投稿になってしまっています(^^;)

 

いくら好きだからってフルグラだけに偏り過ぎはよろしくなかったんや……

 

今回は食事に関してお話させていただきたいと思います。

冷えとりを発案された進藤義晴先生の本では、冷えとりの原則は頭寒足熱腹八分目と書かれています。

食事は冷えとりと大きな関連があるのです!

 

 

食べ過ぎと冷えの関連性

なぜ食べ過ぎがカラダによくないのか

 

一般的に食べ過ぎが不健康に思える代表的な例は肥満ですね。 

肥満の人は血中の悪性のコレステロール値が高く、いわゆる血液ドロドロ状態の傾向にあるでしょう。

血液がドロドロにプラス、皮下脂肪や内臓脂肪が溜まっていると血管も圧迫されなかなか血が巡りません。そのため送り出す力を高めようと高血圧になってしまいます。

 

血の巡りが悪くなるということは、細胞に必要な酸素や栄養が届かず、不要な老廃物が滞留してしまうということ

 

私たちの体では日々新しい細胞が作られているわけですが、一説では毎日5000個ものエラー細胞が作られてしまうといいます。

細胞にいい栄養が届かない環境ではエラーも起きやすそうですね(・_・;)

そしてその変異したエラー細胞をやっつけてくれる免疫細胞も血液の中にいます

 

血液がよく巡っていれば免疫細胞が早くエラー細胞を見つけてやっつけてくれるのに、ドロドロ血液の中ではなかなかたどり着けないで見逃す可能性が上がってしまいます。

 イメージとしては、渋滞でうまく進めない状態!

 

見た目は肥満でなくても普段から食べ過ぎてしまう人は注意です。

また、温かい血液が巡らないことで体の冷えにつながり体の冷えで血管は収縮してさらに血の巡りが悪くなってしまう悪循環になります

 

肥満や食べ過ぎってけっこうやばい、って感じがしてきませんか(;゚Д゚)

しかし逆を言えば、冷えをとることと食事の改善を一緒にすれば効果的に体の血の巡りをよくできるということです。

 

病気の時は無理して食べない

 

『3食きっちり食べないと体によくない』

『無理してでも食べないと病気は治らない』

なんて聞かされながら育ってきました、なぺこです。

冷えとり本を読んで、それらの常識が否定されていたことに驚いたものです。

 

かの有名なタモリさんが食事をあまり摂らないということは、テレビでも何度か言われているのでご存知の方は多いかもしれませんね。

2012年の27時間テレビの総合司会をされたときは全然食事を摂られなかったとか。

 

実は食事の消化吸収には相当のエネルギーが必要なのです

消化吸収のために消化器にたくさんの血液が集まることで他の部位には巡りにくくなります。食後は頭がぼーっとしたり末端が冷えて眠くなったりしますよね。

 

病気の時は病原菌と戦うためにエネルギーや血液を使いたいので、無理に食べなくていいんです!

病気になると食欲がなくなったり、消化しやすいおかゆが欲しくなるのは本能だったんですね~

体がそうして欲しがっているのです。

 

また冷えとりでもおなかが空いているときに毒がよく出るといわれています。

調子が悪いときは無理して食べずにしっかりと冷えとりをして、悪いものを早く出してしまいましょう。

 

食事は生き物が生きるのに必要な行為ですが、栄養でも何事でも過剰に入れ過ぎてしまえばになってしまうのです

 

温める食べ物・冷やす食べ物

 

食べ物には体を温める陽性のものと体を冷やす陰性のものがあります。

できるだけ陽性の食べ物を取り入れるようにしたいですね。

 

色々な本を読んだのですが、食材を個別に細かく分別すると本によって意見が食い違うものがありました。諸説あるということなのかな。

なので大まかな特徴を書いておきます~。もちろん例外もあってすべてが当てはまるわけではありません~。

 

陽性の食べ物の特徴

・寒い気候、寒い時期に採れるもの

・地下に伸びるもの

・水分が少なく固めのもの

・干して乾燥させたもの

・発酵させたもの

・精製されていないもの

など

 

陰性の食べ物の特徴

・暑い気候、暑い時期に採れるもの

・地上に生えるもの

・水分が多く柔らかめなもの

・人工的に精製されたもの

・嗜好品やサプリメントや医薬品

など

 

スポンサーリンク
 

 

精製されたものとは、白米や白砂糖、食塩、化学調味料、人工甘味料、などです。

陽性のものに置き換えるなら、玄米、きび砂糖や黒砂糖やてんさい糖、天然塩や天然のはちみつなどにすることができます。

まあでもお値段はちょっと高め(^^;)

私は無理しない程度に少しずつ調味料などを置き換えていってます。

 

それから、体を温めるとして有名なショウガですが、実は生だとかえって体を冷やしてしまうかも。

食べると一時的にカッと熱くなるけれど、その後発汗して体温を下げてしまうんです。

余分な水分を出してくれるのでむくみなどに効果があります。

陽性の食べ物として扱うならば、熱を加えたり干しショウガにするのがオススメです。

寒い日は干しショウガを紅茶に入れて飲んだりしています(^^)

 

食べるものより食べ方に意識を向けよう

 

f:id:napeco:20161208180701j:plain

 

さて色々書きましたが、実は大切なのは食べるものよりも食べ方にあるのです。

 

たとえば腹八分目、と言われてもなかなかセーブできないのが人の性…

しかしその腹八分目とは普段の食事の仕方での話です。

ゆっくりよく嚙んで時間をかけて食べることで、早食いしていたときの食事の八分目の量で満腹になれるのです。

 

たとえば人との付き合いで食べ放題に行くとかスイーツを食べるとか、そんな機会も食べ過ぎがよくないからといって断ることはありません。

もちろん食べたくないのに無理してたくさん食べることはないですけど、行きたいのに食べたいのに…と、ガマンするストレスもよくないのです。

楽しんで感謝して食べる!それが大事。

 

こんなもの食べて大丈夫かな?と不安に思っていても食事は楽しくありませんよね。

今日はおいしかったけどちょっと食べ過ぎたなあ~

じゃあ明日はゴハン控えめにしよう、半身浴を念入りにしよう、

というように冷えとりで調節すればいいだけなんです。

 

いくら栄養たっぷりのものを食べても、よく噛まずの早食い大食いではきちんと消化吸収できず出て行ってしまいます。

逆によく噛んで味わって楽しく食事できれば、いい栄養素はきちんと吸収して、添加物などの悪い要素は排出してくれるといいます

 

健康ブームでなにかと情報に踊らされる日本人ですけど、まずは自分の食べ方の意識を変えるべきなのかもしれませんね。

 

まとめ

 

食べ過ぎは体の巡りを滞らせてしまう、冷えと同じように万病のもととなります
3食きっちり食べないといけない、という意識は食べ物が少なく栄養が足りなかった時代のもの。

栄養過多な食品が溢れている現代日本では、きっちり3食食べなくても大丈夫。

そのかわり、1食1食を丁寧に!時間をかけて食べる余裕をもって、少ない量で多くの栄養をいただけるようにしたいですね。

 

冷えとりと一緒に食事の改善を心がけて、ぽかぽかで巡りのいい体づくりを目指してみましょう~(^^)