梅雨の水虫に気を付けて!水虫タイプに合った市販薬の選び方
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こんばんまる。なぺこです。
ジメジメ蒸し暑い時期になると、流行り出す水虫。
なんとなく男性がなるものだと思われがちですが、最近は女性でも悩んでいる人も増えているんですよ。
外で働く女性が増えて、長時間靴を履いていることが多くなったり、ストレスで汗を過剰にかいたり…
男性も女性も、頑張って働いていると水虫になる要因も増えちゃうなんて嫌ですね(^^;)
今日はそんな水虫のお話をさせていただきます~
梅雨が最も水虫の発症が増える時期
湿気が多く蒸し暑い梅雨は菌が繁殖しやすく、1年で最も水虫の発症が高まる時期と言われています!
冬になると菌の活動が弱まるので症状も落ち着きます。なので水虫が治ったかと勘違いされるかもしれませんが、また夏になると活動を再開します。
ただ冬の流行ブーツは湿気を抱えやすいので、冬場でも水虫の危険はありますね。
どうして水虫になる?
水虫の菌を白癬菌(はくせんきん)といいます。
この白癬菌はカビの一種で、実は日常生活のいたるところに存在している菌なので正直誰でも感染する恐れはあります。
長時間白癬菌が皮膚についた状態でいると感染し、水虫になってしまうのです。
感染を高める要因になるのが…
・長時間靴を履いているなどして足が蒸れている
・汗っかき
・足がきちんと洗えていない
・気温や湿度が高い地域に住んでいる
・プールや温泉、ジムなど裸足で利用する公共施設によく行く
・家族に水虫の人がいる
などです。
ただし、24時間以内に白癬菌を洗い流せば感染はしないといわれています!!
ので、公共施設を利用することに必要以上に神経質になったり、水虫のお父さんを迫害したりしないでくださいね(^^;)お仕事頑張っていらっしゃるんですよ…
うちの父は水虫持ちでしたが、実家暮らしの18年間私は移らなかったです(笑)
タイプごとにみる水虫
指の間がジュクジュク…趾間(しかん) 型
水虫の半分以上がこのタイプ。いわゆるジュクジュク水虫です。
足の指の間が白くふやけて皮がむけます。亀裂が見られることも。
1年中症状が見られ、むずかゆさがあるらしいです。
強いかゆみのプツプツ…小水疱(しょうすいほう)型
主に足の裏に赤いプツプツとした小さな水泡ができます。
かゆみが強く、ときに膿が出てただれてしまうとジュクジュクします。
温かくなってきた春から夏に多くなってきます。
趾間型水虫と同時に発症することもあり。
これも水虫?かかとガサガサ…角質増殖型
割合的にとても少ないですが、かかとや足の裏の角質が厚くなってガサガサし、ひび割れたり皮がむけたりする水虫です。
表面に粉をふいたように見えたり、赤いポツポツが見えたるすることも。
かゆみはほとんどなく、水虫だと気づきにくいです(・_・;)
単なる乾燥かと思ってしまいますよね…
かかとを柔らかくするようなクリーム(尿素など)でケアしていても効果がないという人は、もしかしたら水虫かも…
その他の白癬菌感染
・体部白癬(ぜにたむし)
丸い輪のようだったり弓型だったりに症状が出ます。赤くなる、小さな水泡ができ皮がむける、かゆみが出るなど。
・股部白癬(いんきんたむし)
はっきりとした赤い紅斑がでます。
陰部・陰嚢がなると誤解されがちですが、はじめは内ももなどにできてお尻や陰部付近に広がっていきます。(陰嚢には角質がないので菌は繁殖しにくい)
・手白癬
手の皮がむけて、皮膚が厚くなります。小さな水泡ができることも。湿疹などの皮膚病と間違えやすいですが、手の水虫は足の水虫からの感染が多く、片手だけの症状となることが多いです。
・頭部白癬(しらくも)
頭がかゆくなったり、皮がむけてフケが出ます。薬用シャンプーなどで清潔に保てば自然に治ることが多いですが、悪化するとかゆみなどの症状が強くなったりおできのようなものができます。→受診がオススメ。
・爪白癬
手足の爪の中にできます。爪の先端が濁り分厚くなります。そして内側がボロボロとはがれる感じ?
爪の中には外用薬が浸透しにくいので市販薬では対応していません。→受診がオススメ。
タイプに合った水虫の市販薬の形状
市販の水虫薬って液体やクリームなど色々な形状がありますよね。
水虫のタイプによって効果的な市販薬を選びましょう!
また、ひどいひび割れや掻いて血が出たり、傷になっている場合はまず傷が治ってから水虫薬を使ってください。
クリーム剤はどのタイプの水虫でも幅広く使えます
伸びが良く、塗りこむことで浸透もしやすい万能タイプ。
初めて薬を使ってみようという方、悩んだ方はまずクリームを使っておけば問題ないと思います(笑)
ということもあって1番豊富に商品が出ているタイプでもあります。
※画像は剤型の参考で商品自体をおすすめしているわけではありません
カサカサ水虫にオススメな液剤
浸透力、速乾性が高く、かゆみにも早く効果があります。小水疱型、角質増殖型水虫にオススメ。
傷ができていたり、ジュクジュクの水虫にはしみやすいので避けましょう。
クリームと同じく豊富に商品が出ています。
※画像は剤型の参考で商品自体をおすすめしているわけではありません
ジュクジュク水虫にオススメな軟膏剤
軟膏は刺激が少なく、長く幹部に患部に留まり保護してくれる効果もあります。
なので趾間型水虫にオススメ。
またひび割れて傷になっていたり痛みがある場合もいいでしょう。
軟膏なのでその分ベタつき感はあります…
※画像は剤型の参考で商品自体をおすすめしているわけではありません
手軽で速乾、スプレー剤・エアゾール剤
手で塗るのが面倒だという方、手軽に済ませたい方にオススメ。
液剤と同じように速乾性がありベタ付きません。
かゆみに悩まされている方が出先でもさっと使えるのはいいかも!
ただ価格が他の商材に比べると割高になってしまいますかね(^^;)
パウダースプレーなら手軽に患部を乾燥させてくれるのでジュクジュク水虫にもオススメ。
※画像は剤型の参考で商品自体をおすすめしているわけではありません
使用回数も考慮して選ぼう
1日1回で効果を発揮するタイプの商品も多くあります。
・初めて水虫になってしまった方
・何回もつけるのは面倒という方
・日中は仕事が忙しくて使えないという方
にオススメです。
1日に数回つけるタイプの商品もあります。
・かゆみが強い方→配合された成分でかゆみを止められます
・再発して、しっかり治したいという方
にオススメ。昼間は手軽なスプレーなどと併用するのもあり。
かゆみがそこまで気にならなけれが1日1回タイプで問題ないと思います(^^)
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効果的なセルフケア
お風呂上りがベスト
入浴後の清潔な状態かつ角質が柔らかくなっている状態が薬が浸透しやすいベストな時です!
お風呂上りに薬を塗る習慣をつけてしまうといいですね。
ちなみにお風呂では意識して指の間までしっかりと洗いましょう。
殺菌成分の入った薬用せっけんなどを使うのもいいですね。
患部より広めにたっぷりと
水虫になっていると目でわかる患部よりも白癬菌は広がっている可能性があります。
なので薬を塗るときは患部より広い範囲に塗りましょう!
初めての水虫の人は、目安患部~3センチ周囲までしっかりと。
もう長年水虫だという方は足裏全体に塗るくらいでもいいです(^^;)
治ったと思ってもそこから1~2か月は続けよう
薬を使うと案外すぐに症状が落ち着くんですよね。
でも油断は禁物です!白癬菌はしつこいのです!
完治を目指すなら見た目が治ってきても、そこから1~2ヶ月は薬を使い続けましょう。
おわりに
梅雨は1年で最も水虫の発症が高まる時期!
水虫かも…とは思っても、水虫の薬ってお店の人に尋ねるのもちょっと気が引けるんですよね~(^^;)
そんな悩める方の参考に少しでもなればと思います。
薬の成分にも特徴はありますが、まぁいい成分はお高め!
ただ安価だから効かないということではなく大事なのは続けられるかということなので、使用回数や剤型と価格を見比べて選んでみてくださいね。
よろしければこちらの記事もどうぞ!
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