冷えとりでぬくもり暮らし

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冬のガサガサ手荒れがひどい!皮膚の役割と乾燥ケア

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こんばんまる。なぺこです。

 

寒い季節に深刻になってきた手のガサガサ!!

 

仕事のせいだと思ってるんですけど、仕事後の手荒れがめちゃめちゃひどいから絶対仕事のせいなんですけど(# ゚Д゚)

乾燥する季節はさらに手荒れが悪化してしまいます。

 

 

 

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ほらね!!

 

.......いや、ちょ、ま...これ、さすがに恥ずかしくて多少光で飛ばしたんですけど、それでも汚くて自分の心が痛い。傷だらけでガサガサ。

アラサーとはいえ20代ですよ。にしてはかなり残念な手になってます。

とにかくひどい。ちゃんとケアをしなければ。

 

 

皮膚の構造

 

まずは簡単に皮膚の構造についてお話いたします。

 

皮膚は大きく分けると3構造になっていて、表皮真皮皮下組織と分けられます。

 

全部を広げると大人で畳1枚分くらいの面積にもなるんですってよ~

そして皮膚全部の重さは体重の約16%、つまり50キロの人なら8キロは皮膚の重さ。ほー!!そう思えば、心はちょっと軽くなるね!

なんて、豆知識は置いといて(笑)

 

表皮

 

皮膚の表面になります。丈夫で固い部分。

表皮にも細かくすると何層にも分かれています。表皮の層の1番深いところで上皮細胞が作られて、それがだんだん押し上げられて表面の層になっていきます。

2週間くらいで1番外側の角質層になります。角質層は死んだ細胞が何重にも折り重なってできていて、その後また2週間くらいで垢となって剥がれ落ちるサイクルを繰り返しています。ターンオーバーともいいますね。

 

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なんとなくクロワッサン(笑)表面がぺリぺリはがれる感じが…

 

真皮

 

太い繊維状の細胞や線維性タンパク質が合わさってできていて、真皮が皮膚の弾力やしなやかさを担っています

線維性タンパク質っていうのによく聞くコラーゲンとかも含まれていて、これまたよく聞くヒアルロン酸なんかのプルプルした水分が間を満たしています。

真皮の弾力が衰えたり水分が減ってしまうと、シワやたるみになってしまうんですね。

 

皮下組織

 

脂肪細胞が多く集まってできているので、エネルギーを蓄えておく貯蔵庫でもあり柔らかいクッションでもあります。いわゆる皮下脂肪ともいう(笑)

しかしまた体内の熱を逃がさない、体外の暑さ寒さを防ぐ優秀なコートでもあります。

筋肉などが動いても固くて丈夫な皮膚がつっぱらずについてくるのは、間をつないでいる皮下組織がゆる~く柔らかいからなんですって。

 

皮膚はどんな働きをしているのか

 

体を守る役割

体の表面を覆って保護する働きと、病原菌などが体内に入ってこないようにバリアする働きがあります。ケガをしたところから細菌感染の危険があるように、もし皮膚がなくむき出しだったら病原菌は入り放題になってしまいます。

 

水分を保つ役割

体の中の水分が蒸発して逃げないように保つ働きがあります。反対に外からの水分は弾いて体内にしみこまないようにしています。当たり前のようでいてこれも実は皮膚があるからなんですね~

 

体温を調節する役割

皮膚には汗腺があります。暑いときは汗をかいて水分の蒸発とともに熱を下げてくれますね。また、皮膚内を通る血管を開いたり閉じたりして放熱の調整もしています。

 

感覚器として周りの情報を得る役割

触ることでそこに物があることがわかります。その温度や質感、危険なものだったら痛みだとかも感じることができます。触覚、痛覚、温度感覚などが皮膚には備わっているんです。

 

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冬場はどうしてカサカサになる?

重要なのは角質層!

 

皮膚全体についての説明で長くなりましたが(笑)

冬場のカサカサで目を向けるべきなのは表皮の1番外側の角質層の状態です。

 

死んだ細胞折り重なってできている角質層ですが、健康な肌ではそのスキマに水分を抱え込んでいます。水分を抱え込むのに重要なのがセラミドなどの細胞間脂質ってやつですね。

 

冬の乾燥した状態が状態が長く続くと、水分が失われて表面の細胞の層がめくれてきます。その状態だと外部からの刺激も受けやすくなり、傷つきやすくさらに水分も失われやすくなってしまいます。

 

水仕事や冷えによる血行不良も

 

顔の洗顔などではよく聞くことですが、皮脂を落とし過ぎると肌荒れの原因になります。

手洗いはきちんとしないといけないですけど(笑)家事や仕事で水に触れる機会が多いと、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

 

また、濡れたままにしておくと冷えまし、蒸発と一緒に水分が持ってかれます

当たり前ですが濡れた手はしっかり拭きましょう。

寒さで血行が悪くなると代謝が悪くなりターンオーバーが鈍くなります。皮脂の量も減ってしまいます

 

 

私の場合で当てはめると、冬の乾燥+空調でさらに乾燥した店内。

家事や清掃で水仕事。

商品の品だしの時にダンボールで水分をとられる(ダンボールってすごい油吸うんですよ!今度試しにおでことかくっつけてみてくださいww)

そんな中で乾いた皮膚は紙なんかですぐに切れて流血します。ささくれもします。

できるだけ軍手してるんですが…あとなんだろう、レジもよく入りますがお札も手が荒れたりするのかな…⁉いろいろ問題ありだ!!

 

手荒れの状態によってケアしよう

カサカサ粉拭き

 

保湿成分の入ったハンドクリームなどでケアしましょう!

グリセリン、ヒアルロン酸や尿素が配合されているものなど。

尿素は水分を引き付けて角質層を柔らかくしてくれます。

ただ尿素は刺激があるので傷になっているところはしみて痛いです。進行した手荒れでは尿素は避けた方がいいですね。

 

特に水仕事の後などにこまめにハンドクリームを塗りましょう。

そうもいかないときは寝る前にしっかり塗り込んで、綿手袋をして成分の浸透と保湿を高めると効果的。

 

かさかさカユカユ

 

乾燥してバリアがなくなっていると、ちょっとした刺激ですら敏感になってかゆみが出たりします。

保湿するだけでも幾分かゆみは和らいだりしますので、掻いて悪化させる前にハンドクリームを塗りましょう。

掻いて傷になる前なら尿素配合など。

かゆみがひどい場合は抗ヒスタミン成分が入っているものなら、かゆみを鎮めてくれます。

 

ほんの一例ですがこちらはもう医薬品ですね。

かゆみを鎮める成分の他に、黴菌が繁殖しないよう抗菌成分や炎症を抑える成分なども入っています。

成分がよくわからなかったら店頭で聞くか、あとはパッケージに「かゆみに!」みたく大きく書いてくれてると思うので(笑)そういうのを選びましょう。

 

手だけじゃなく全身に乾燥によるかゆみが出る人多いかもしれないですね。

そんなときこういう大容量のものがうれしいですね。また、ローションや乳液タイプだと広い範囲も塗りやすいですよ。

 

 

あかぎれヒビしもやけ

 

血行を促進して組織の修復を促す成分の物を使ってケアしましょう!

保湿成分に加えてビタミンE(トコフェロール)、ビタミンA、アラントインなども入っているもの。このあたりの成分が入ってくると、普通のハンドクリームではなくて医薬部外品や医薬品の部類になってきますかねー

マッサージしながら塗り込むとさらに血行促進効果があります。

同じように綿手袋をして、できるだけ水仕事は控えたいところ。もしくはゴム手袋必須。

 

既に激しく出血しているところを血行促させてしまうと、血が余計に出ちゃいますからやめましょう。

 

キュレルのハンドクリームは医薬部外品。

弱酸性であまりべとつかずさらっとしてるので私は好きなハンドクリームです(^^)

敏感乾燥肌の人にもやさしい。

 

ケアしても改善されない?ひどいあかぎれひび割れや湿疹

 

ターンオーバーには約4週間かかりますので、すぐにキレイな手に元通りとはいきません。

が、上で書いたようなケアをしていれば悪化はしないはず。

それでも改善されない、悪化して深いひび割れやなにか炎症になってしまったと思ったら、1度受診されることをオススメします。

なにかほかの原因があるかもしれないですからね。

 

市販薬で一時的にステロイド剤などを使っても効果はあると思いますが、ステロイド剤には注意することが結構あるので資格者に相談して連用は避けてくださいね。

 

おわりに

 

ってことで私もハンドクリーム塗って、綿手袋でガードして眠りたいと思います!!

皮膚だけのケア以外にも、疲れを溜めずに自律神経を整えて血行を良くしたり、ターンオーバーを促すこと。修復してくれるビタミンを食事で摂ったりすることも改善につながるかもしれませんね。

顔の美容に目が行きがちですが、手や全身も同じ皮膚ですから。

 

おやすみなさいませ!!

 

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